2003年8月27日
「のろい」じゃないよ
「まじない」でもないよ
「かしり」でもないよ(←これは変換しないようだ)
今日はこれで「しゅ」と読んでほしい。

夢枕獏著「陰陽師」(文藝春秋社)
http://www.bunshun.co.jp/search/html/7/52/80/4167528010.html

「呪る」で「しばる」とも読ませてたな。

「呪とは名だ」というような物言いを作中で何度も目にする。そうして何度も目にするうちにぼく自身が「呪とは名だ」という呪にかかる…のかもしれないね。

「依田みなみ」ってのは戸籍の名前とは違うのだけれど、ぼくにとってのぼくの名前は他にはないのだよね。戸籍の名前は100歩譲って住民基本台帳番号くらいの意味しかない。いや、実際は会社の社員コードくらいなもんだろうと思う。

で、さぁ、
「社員コードで呼ばれて、自分のことだって気付くと思う?」
まだ18年前の予備校の学籍番号の方が身近な気がするくらいなのにさ。

誰も呼ばない名を敢えて呼ぶことで呪ろうとしているのだとしたらこっけいだとしか思えないよ。
だって既にぼくはボク自身でボクにつけた名前でボクを呪っているのだから。
(呪る=しばる と読んでくださひ)

そしてみんないろんなものに呪られて生きてるのかもしれないな〜とも思う。
「呪」って「呪縛」の「呪」だってこと、今気付いた。
1つ賢くなった気分。

晴れ?

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